今日は、大腸内視鏡検査の日でした。
昨年6月に持病の難病(クローン病)を悪化させて以来、新たな治療(自己注射)に取り組んできたのですが、その効果を確かめるための検査でした。
昨日から検査前食(お粥のようなもの)を食べて、今朝には大量の下剤を飲んで、午後の検査に臨みました。
この半年間、通常の治療に加えて…
・一日1.5食(小食)
・腸内洗浄
・人参、リンゴジュース
・青汁
・整体
・心のケア
良いと思われるものは全部試してきました。そのため、検査結果には、かなりの自信があったのですが…
「もし万一悪かったら…」
ついついそれを考えてしまい、なんだかとても怖くて、誰にも言えず、独りこっそり検査を受けに行ってきました。
肛門から内視鏡が挿入され、内視鏡が腸のカーブを曲がる度に、なんとも言えない痛みが襲ってきました。歯を食いしばりながら、
「これまで身体の悲鳴を無視し続けててごめんね」
「痛かったね、痛めつけてごめんね」
「どうか、こんな僕をゆるしてね」
そんな想いでいっぱいになりました。
そうして、内視鏡が大腸から小腸に突入して、いよいよ検査も大詰めにきた時、
「神様、お願い!助けて!!!」
私はそう叫んでいました。
やっぱり、最後は神頼みなのか…笑っちゃうけど、そうするしかありませんでした。
有難いことに、半年前に潰瘍(かいよう)や糜爛(びらん)、炎症(えんしょう)を起こしていた部分が、すっかり良くなり、見違えるほど健康な小腸と大腸になっていました。
『問題なし!治療成功!』
ただ、ただ、「ありがとう」と言って、心を込めて身体をなでてやりました。そして、この時、自分と約束をしました。
「もう、これ以上、自分を傷つけない!」と。
帰り道、いつも立ち寄るお寺さんで、手を合わせました。
ふと横に目をやると、可愛らしいお地蔵さんがニッコリしてくれていました。
…こんな愚かだった僕にもニッコリしてくれている…
何とも言えない感情がこみ上げてきて…
「もう、やめます!」
「頑張るのをやめます!」
「無理するのをやめます!」
「自分を傷つけるのをやめます!」
そう決意した時、ベストタイミングで、心屋仁之助 さんのメルマガで、「やめる」ことについて書かれている記事を読みました。
まさに、いまの私に必要なことだ!と思いました。
これまでと同じスタイルだったら、きっと私はまた病気になってしまう。
だったら一度、私の一番大切なこと、最も得意としていること、まわりに期待されていること、大勢に認められていること、必要とされていること…
それらを、ぜんぶやめてみようと思います。
もう、二度と同じことは繰り返したくないから…
怖いけど、執着を手放したら、どんな風になるのかなぁ?
今年2014年は、どんなふうになるか分からないけど、なぜか楽しみです。