私には、心友と呼んでいる大切な人がいます。
ソングレターアーティストの「安達充(あだちみつる)」さんです。
たった一人のためにオリジナルソングをつくって贈る、世界にただ一人の「ソングレターアーティスト」。
2005年につくられたソングレター『僕が生まれた時のこと』が、動画共有サイトYoutubeにて大反響を呼び、2013年1月現在130万アクセスにも達するほど、人の心に安らぎと感動を与えられる人です。
安達さんの心から紡ぎ出される「言霊」と、どこまでも優しい「感性」から生み出される「ソングレター」は、聞く人の心の奥深くへ沁み渡り、ふと気づけば、自分やまわりを自然に大切に思わせてくれる不思議なチカラがあります。
そんな安達さんが、毎月発行される「月間ソングレター第2号」で、私のことを書いてくれました。
安達さん、心からありがとうございます。
(以下、安達さんの文章です)
============================
私には、心友(しんゆう)と呼んでいる大切な友人が2人います。
一人は、『命の授業』講演家として全国で活躍中の腰塚勇人さん。そしてもう一人が、京都に住んでいる神社昌弘さんという人です。
▼神社昌弘(かんじゃまさひろ)さん
心と身体を癒す専門家として、カウンセリング、講演、執筆など、幅広く活躍している人です。
最初に話したのは、2009年7月に、初の大阪ライブを行った時のこと。
その数日前にあるパーティで私が生演奏しているのを見て、直感で何かを感じ取り、ライブ会場に足を運んでくれたのが最初のご縁でした。
その時の「ライブ人生脚本」のゲストがたまたま腰塚さんで、「即興ネーミングソングレター」で曲を作らせていただいたのが神社さんでした。
※「ライブ人生脚本」とはソングレターのライブ版で、「たった一人の人生を音楽にする共演型ライブ」です。
その時に手渡してくれた自伝が『あなたにしか起こせない奇跡』という本。
20歳の時にクローン病(消化器管の難病)を患い、4年間の絶食生活、闘病生活を経て、約10年かけて難病を克服。
さらには幼少時から、霊的現象や人間の潜在能力に興味を持ち、独自の研究を重ね、2006年にはイギリスへ渡り、専門カレッジで本格的にスピリチュアリズムを研鑽。
実は同い年なのですが、とてもそうとは思えないくらい、深みを感じる魅力的な人です。
2010年には、この本からソングレター『あなたしか起こせない奇跡』という曲を作らせていただいたのですが、その共演を通して、一番教わったことは、
【「軌跡」は「奇跡」】
ということでした。
神社さんの自伝を読むと、本当に「奇跡的」としか思えない出来事がいくつも起きています。
クローン病からの復帰も、スピリチュアルな能力も、渡英のストーリーも、聞けば聞くほど「凄い!」と唸ってしまうようなことばかり。。。
ところが、そんな体験を重ねてきた人が、一番の「奇跡」は「これまで生きてきた軌跡」だと語ってくれました。
今まで生きてきたことが奇跡。
今生きていることが奇跡。
誰もが「奇跡」を生きている。
============================
何も出来なくても 何もしなくても
「今ここにいる」そのすべてが 奇跡と気づいて
あなたしか出来ない あなただけの奇跡
たとえあなたが 目を閉じても 僕はそばにいる
あなたを信じてる
『あなたしか起こせない奇跡』
============================
「軌跡」は築くもので、「奇跡」は気付くもの。
特別な「奇跡」を起こすことよりも、積み重ねてきた「軌跡」こそが「奇跡」だと気付くことの方が出発点になるのではないか、思います。
このソングレターが、あなた自身の奇跡に気づくきっかけとなればと願っています。
▼あなたしか起こせない奇跡(神社昌弘×安達充)
あなたにしか起こせない奇跡/東洋出版
¥1,200
Amazon.co.jp
↧
軌跡は築くもの。奇跡は気づくもの。
↧