昨年、プライベートで「大きな問題」に直面することがありました。
これまでの経験、コンサルタントやカウンセラー、そしてコーチの経験を活かして、その問題に冷静に対処しようとしてきたのですが、どうも今回ばかりは「感情」が邪魔をしてうまく処理ができませんでした。
湧き出てくる怒りや憎しみ…
悲しみやつらさ…
平静な自分を維持することができなくて、あるイベントもキャンセルさせてもらいました。外出することができない時期があったのです。
自らの感情やエゴと向き合う日々…
二ヶ月ほど悩み苦しみました。
時間が経って、大切な友人たちのおかげで、助けてもらうことができましたが…
その経験を経て思ったことは、これこそ、「生きる」ってことなんだ、ってことでした。
生きることは難しいです。
大変です!
それが当然。
人間は、すべての体験、その感情を味わうために生まれてきました!
だからこそ、いろんな経験や感情があって当然なのです。
しかし、これまでの私は…
自分が傷つかないように、
また、キレイに生きるために、
自分の中から湧き出てくる負の感情やエゴを必死に抑えたり、コントロールしたり、時には隠そうとしていたように思います。
「スピリチュアル」を追究することで、私は、負の感情や負のエネルギーを避け、自分勝手に頭で問題を理解したつもりになって、人間らしい生き方から逃げていたのかもしれません。
本来、生きることは…
目の前に起こるすべての出来事をありのままに受け入れていくること。
溢れ出てくる感情を、そのまま自然に味わい尽くすこと。
それなのに…
私は勝手に意味づけしたり、コントロールをしたりして、スマートに生きようとしていたことに気づきました。
かつて、私はカウンセラーの先輩である心屋仁之助 さんから言われました。
「神社さんは、もっと泥臭く生きた方がいいよ!」
頭では理解したつもりでしたが、やっぱり、私はまだまだ傷つくことを恐れて、いろんな感情から逃げて、いつも平静を装い、無理をしていたことに気づきました。
今年、2014年からは、泥臭く生きることを誇れる自分でいたいと思います。