最近…忙しい…
心を亡くしかけている証拠なのですが、それを顕著に表してくれるのが「読書の数」です。
私は、本を読む数によって、自分の精神状態を知ることができます。
いまは、読みたい本が、いっぱいあるのに、積ん読(つんどく)※状態です!
パソコンのしすぎ…
外出のしすぎ…
仕事のしすぎ…
『これではイケナイ!』
今月から、本来の自分に戻るために読書をはじめました。
おかげさまで、精神も安定し、すでに何冊も読み終えましたが、この本を読んで、とっても優しい気持ちになれました。
著者の森沢さんとは、ある講演会で知り合い、それから個人的にメッセージをやりとりさせてもらっているのですが、言葉の選び方と伝え方が、とても素晴らしいです。
さりげない会話の中に「格言」とも言われるようなメッセージが込められていて、いつも心を動かされます。
私は、そんな森沢さんが書かれる文章が好きで、いつか森沢さんのような「小説」を書いてみたい!と思っています。
さて、この「ヒカルの卵」を読んで、私が心を掴まれたのは、ある会話でした!
主人公のムーさんが、
「人間の心ってな、絶対に傷つかねんだってさ」
そんな風に言う場面があります。
「え?」
多少、心理学を学んできた私には衝撃的な言葉でした。
この会話に続く部分も素晴らしいのですが、まとめてみると…
「人間の心は、自分では傷ついたと思っても、それはただ磨かれているだけ!」
「人生のいろいろな困難はヤスリと一緒で、ヤスリで心をこすられれば痛いけれど、それをグッと我慢して、痛みを乗り越えれば、ヤスリで磨かれた心は、前よりもピッカピカになって、珠みたいに光り輝く!」
そんなことが書かれてありました。
ぜひ、この部分は、実際の本を読まれて感動を味わってもらいたいと思います。
この本は、本当の「しあわせ」に気づかせてくれる本。
どんな人でも、いろんな過去を背負いながら生きている。だから、勝手に表面上だけで人を判断するのではなく、相手を心から信頼する勇気をもって、協力しはじめきたとき、それぞれの人生が輝きはじめるんだ!
1人の幸せは、みんなの幸せ…
みんなの幸せは私の幸せ…
決して1人では生きていけない人生だから、個性あるバラバラの人間が思い遣り、信じあうことで、未来に希望をもてるんだ!
そんなことを教えてもらいました。
嬉しいことに、先日、地元「京都新聞」で、この本が紹介されました!
森沢さん、おめでとうございます。
心が温かくなるストーリーを読ませてくれて、ありがとう!
あなたの心に余裕がなくなった時、ちょっと立ち止まって「読書」をしてみませんか?
自分のために時間を創ることで、そのほんのちょっとの「ゆとり」が、あなたの生活に輝きと共に潤いを与えてくれると思います。
今日は金曜日!
ステキな週末をお迎えくださいね。
※積ん読(つんどく)とは、書物を買い集めるだけで、読まずに積み重ねておくこと。